[PD治療失敗雑記その8]2020年になっても変わらぬ苛立ち
今年初のPD治療失敗雑記になります。
特に最近酷い状況になったので、いまだに今まで変わらないとは言えない体調状態の上、年齢的に更年期っぽい症状も出ているようでそれも合わせると脳に酸素が行かない感覚が1日に少しでも起こるとパニックに繋がってしまう、そんな感じです。
普通に寝ているのに不安に襲われたのは、会社で上司からのパワハラ等で起きられなかった頃以来かも。
今記事を書いているだけで思い出すので、気持ち悪い感覚が蘇ってきて辛いです。
思い当たる原因をたどるとそれは
ごく普通に布団に横になっていてその寸前までウトウトと昼寝をしていました。
ところが突然、 息ができない、脳に酸素がいかない、頭がグルグルする、吐き気がする、このまま息が止まって死ぬかも… 。
布団の中で息が吸えなくてじたばたもできず、このまま動けなくなるのではと思い、急ぎ部屋から出てふらふらしながらも階段を降りて台所に入りました。
たまたま母がいたので
「息ができない。頭グルグルする。なんかおかしい。吐き気がする」
と告げると、母は嫌な顔をして面倒くさそうに吐き捨てるように
「なんなの?なんでそうなるの?また救急車呼ぶの?」
言いました。
母は私の病気を現在も全く理解ができず、働かない金を作らないクズとして見ており、私が苦しんでいる状況を理解できません。
「だったらとりあえずそこ(床板)で横になったら」
完全に脳に酸素が届いていないパニック状態で、倒れることよりも今の状態を何とかしてほしい、死ねるなら死にたい、こちらはそこまで追い詰められているのに他人事だから面倒くさいと思いながら近づいてただ見るだけ。
「横になれない、脳に酸素が行ってないみたいで気持ち悪い」
はぁはぁ…と何とか息継ぎするけれど脳に反応はなくこのまま何かに閉じ込められたような感覚のまま意識がなくなるのか、と思いながら体をふらふらとなっていました。
仕方なさそうに母が私の肩を手を置き、
「落ち着いて、落ち着いて、ほら外が紫色で綺麗でしょう?」
外を見ることで忘れていた視覚が回復、ついでに少しずつ発作が落ち着き始めました。
パニック発作はだいたい10~15分くらいで収まるのがセオリーなので、久々の大きな発作でした。
原因はいくつかあるのですが、まずは水分不足。その2、3日は何故かあまり水分を取っていなかったのです。冬でも水分補給用にペットボトルを置いていますが、摂取が減っていました。しかもブラックコーヒーをがぶ飲みするくらい。
ただここ数日胃腸や体の不調もありコーヒーを控え、横になってばかりでした。
パニックを起こしたその時は食事がほとんど取れず、メイバランスとアクエリアスが食事でした。
翌日から食事は取れるようになりましたが、現在も水分不足は続いていて以前処方されていた吐き気止めを飲みつつ、水分補給(ポカリスエットだとちょっと胃が重くなるので私はアクエリアス派)を怠らないようにしています。
普段は麦茶か水道水を飲んでいて、水道水を発作当日の直前まで飲んでいたのですが、麦茶はともかくミネラルが入っているものでもないただの水道水なので、経口補水液と異なり不足分が多かったのかもしれません。
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ゲームはやめどきを間違えたらいけない
原因とおぼしき中の一つにゲームアプリのプレイがあります。
課金廃人になるほどプレイしているわけではありませんが、それなりにレベルを上げてプレイを続けてきました。
しかしある時期からそのゲームアプリに面白さが感じられなくなり、苦痛のほうが強くなってきました。
特に特定キャラクターがいなければクリアできない仕様になってから興味が一気に薄れてしまいました。
今回もとある有名シリーズのコラボキャンペーンがあり、一番強いキャラクターを倒すにはそのシリーズの特定キャラクターや他のコラボキャラクターなどについている特性が必要であり、私にはどのキャラクターもいなかったため半分諦めていました。
ある時50%の確率で回避できるかもしれないことがわかり、何とか構成を作ってクリアすることができました。しかしクリアは一度ではなくはじまりに過ぎないのです。
キャラクターの特性を発揮できるようにするには100%それを引き出させないといけない仕様になっており、そのゲームアプリはマルチバトルが売りなのにソロでクリアするしかなかったのです。50%となると半分の確率で大ダメージ、下手するとそれ以上の大ダメージを受けるわけです。
マルチバトルに参加したら総スカンをくらいはじき出されていたことでしょう。
結局、その特性を100%にするために一人で深夜、早朝問わずプレイし続けました。
結果、破壊されている脳の自律神経がおかしくなってしまったのだと思います。
プレイ時間をごく少数にしたところ少しずつでも落ち着いてきたので。
現在も次々と新しいイベントが開催されていますが、もうあの思いをしたくなくて怖くてプレイしたくありません。
やめどき(引退)を間違えてしまったばかりに、大発作を起こすことになろうとは思いもしませんでした。
ゲームアプリは、軽いパズルゲームやシューティングゲームのようにドーパミンが出るようなものであれば安定材料になるかもしれませんが、上のようなゲームアプリ(作品名を書くと誹謗中傷となるので書きません)のようにスケジュールで支配され特定キャラクターがいないとそれだけで終わりになるような重ためなものは、パニック発作を持つ人にお勧めできません。
お勧めしたくありません。
救われたゲームについて
それとて私のパニック発作や予期不安から救ってくれたゲームはいくつもあります。
例えば「テトリス」。移動中では「テトリスDS」は助かりました。
確かPTSD患者にプレイを勧めたところ改善傾向が見られたという論文があったと思います。プレイ中は無我夢中になるので、気をそらしさらに四列消しができたときの嬉しさがドーパミンとして出て気持ち良くなります。
それからこれは本当に個人的な感傷で、「悪魔城ドラキュラ」シリーズ(特に携帯ゲーム機版)も不安から忘れさせてくれるところがありました。
理由としては、『メトロイドヴァニア(メトロイド+キャッスルヴァニア[悪魔城ドラキュラシリーズの他言語名]の造語)』が好きで、マップをすべて埋めたりアイテムをすべて集める作業が好きだからでしょう。
スマートフォンの新作、クローズドβ版に参加しましたが正式稼働はいつになるんでしょうか。海外の一部ですでに配信済のようですが不評だったのか全くその情報が来ないとなると日本はペンディングになるのかな。
そして総じてシューティングゲームです。
携帯ゲーム機では「ケツイDS」、スマートフォンでは「DODONPACHI MAXIMUM」「アカとブルー」で弾幕の刷り抜けでひやりとしながらもやりのけたときの嬉しさと言ったら。
長い時間拘束されませんし、やめどきを自分でコントロールできるのが一番だと思います。
自分に合ったゲームを自分のペースで行うことが一番
それが最良の『やり方』であり『最善策』だと考えます。
スローライフで落ち着くことが最優先なのに、ゲームにコントロールされるのはとても辛いことですし気分のいいものではないと思います。
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選択肢がなくなった人生は…
私は敗北者であると思っています。
もともとパワハラなどから病気が悪化したのに、その当人から病気を理由に会社を辞めさせられた時、途中で請け負った仕事が中止になり放置されて無視されるようになった時…
どれも選択肢がありませんでした。
人生の中で何度も選択肢が出ていて選んできた道ですが、年齢を老いていく中で選択肢がなくなって、今は一本道になり壁が立ちはだかっているそんな状態です。
その中で何度も周りから手を差し伸べて助かってきた奇跡もあります。
残り少ない『私』という時間をどう終わらせるか。
まずは病気を少しずつ良くしていくことが先ですね。
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