[AviUtl]透過性ロゴが適用しない時の対処方法(Win10の場合)
AviUtl という無料動画編集ソフトがあります。
作者ページの紹介によると、WinXP、Win7 まで使えるとありますが、Win8、Win8.1、Win10でも一応使うことができます。
Win8.1 プリインストールPCを利用していますが、現在のOSバージョンはWin10 Anniversary Updateです。
不安定ながらも一応使うことができるAviUtl ですが、とあるフィルタプラグインが使えず解決策がないか模索していた時期がありました。
もし同じ状態に遭遇した場合の対処方法をメモしておきます。
PC環境
- Win10 Anniversary Update バージョン:1607 ビルド:14393.576
- AviUtl version1.00(2013/4/1)←約4年前のバージョンで察してください
Win10 だと古いプログラムが入っていなくて動いていないのかもしれない。プログラムを動かすのに必要なランタイムプログラムを入れました。
- Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ
- Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) バージョン:9.0.30729.6161
- Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2012 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2013 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2013 SP1 再頒布可能パッケージ (x64)
- Microsoft Visual C++ 2015 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 バージョン:2.0.50727
- Microsoft .NET Framework 3.0 Service Pack 1 バージョン:3.0
- Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (バージョンには2.0、3.0も内包)
- .NET Framework 4 バージョン:4.0.30319
(現在最新版は.NET Framework 4.6.2 のようですが、AviUtl を使うこと前提なので入れていません。アプリケーションソフト次第でインストールすればいいと思います)
ロゴ解析と透過性ロゴの2プラグインをインストールする
テレビを見ていると右上にロゴが浮かんでいます。最近では凝ったあらゆる方法で表示されたりしますが、基本は白色透かしが多いです(CSは混色透かしが増えてきました)。
透過性ロゴとは、その白色透かしのロゴを消去するプラグインです。
透過性ロゴを使用するにはロゴ解析プラグインとの連携が不可欠で、ロゴ解析+透過性ロゴで完成するプラグインなのです。
ロゴ解析と透過性ロゴは、以下の2つのプラグインを使用します。
使用プラグイン
ロゴ解析(logoscan.auf):動画内のロゴを解析して、そのロゴデータを出力するプラグイン。出力ファイル形式:「〇〇〇.lgd」または「〇〇〇.lgd2」
透過性ロゴ(delogo.auf):ロゴデータを利用して動画内のロゴを消去するタプラグイン。
ロゴ解析と透過性ロゴは、MakKi氏制作オリジナル版が存在し、それをrigaya氏による高速化させたバージョンが登場、さらにHayatePP氏の付加機能が付いたバージョンと進化し、いくつかバージョンが存在します。
ここでは、rigaya氏の透過性ロゴSIMD版に付属されているロゴ解析とHayatePP氏の付加機能が付いたバージョンの透過性ロゴをインストールしました。
ロゴ解析プラグインのインストール
rigaya氏のブログにある「透過性ロゴ」をクリックしダウンロードします(ダウンロード先で最新版をダウンロードしましょう。無理な場合は「ミラー」先のファイルをダウンロードしてください)。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
logoscan.auf:ロゴ解析プラグイン
delogo.auf:rigaya氏式透過性ロゴプラグイン(使用したい場合は別位置のフォルダに入れる必要があります)
上記の2ファイルが入っていると思うので、logoscan.auf ファイルをAviUtl フォルダに入れます(「Plugins」フォルダでも構いません)。
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透過性ロゴプラグイン(正式名:透過性ロゴ(改))のインストール
HayatePP氏のブログにある透過性ロゴ(改)をダウンロードします。
最新版:透過性ロゴ(改) 0.13+(h41) ※2017/01/08現在
ダウンロードしたファイルを解凍します。
delogo.auf:HayatePP氏式透過性ロゴプラグイン(正式名:透過性ロゴ(改))
chapter.auf:チャプター機能プラグイン
上記の2ファイルを「Plugins」フォルダに入れます。
この2プラグイン(3ファイル)をフォルダに入れたら導入終了です。
使用方法
導入後AviUtl を起動すると、「ロゴデータファイルが見つかりません」と表示されます。
「OK」をクリックすると「ロゴデータパック」ファイルを探しに選択画面が表示されます。
ファイルが存在しないので「開く」をクリックします。
「ロゴデータファイルが見つかりません」が再び表示されます。
「OK」をクリックするとメイン画面が表示されます。
透過性ロゴが「フィルタ」「表示」に出ない!
通常であれば「ロゴ解析」と「透過性ロゴ」のプラグインが「フィルタ」「表示」に追加されます。
ところが「透過性ロゴ」だけ表示されなかったことがあったのです!
上画面を見ると「ロゴ解析」は入っているのが見えていると思います。
フィルタの順序画面を見てもないのがわかります。
「プラグインフィルタ情報」を見ると「透過性ロゴ(改)」が入っているのです。
どうして「透過性ロゴ」プラグインが使えないのか。
一度すべて削除して、入れ直したりいろいろ試してみました。
結果、1つの方法を知り試してみたところ…できました!
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ロゴデータファイルとロゴデータパックファイルを作る!
メモ帳アプリなどで3つのファイルを作っておきます。煩雑にならないよう「logodata」フォルダを作り、その中に入れます。
- logodata.lgd
- logodata.lgd2
- logodata.ldp2
「logodata」フォルダを「AviUtl」フォルダ内に入れます。
AviUtl を起動すると、「ロゴデータファイルが見つかりません」と表示されるかもしれません。
「OK」をクリックして、ロゴデータファイル選択画面が表示されるので、作ったロゴデータファイルを選んで「開く」とエラーが出るかもしれませんが、メイン画面に切り替わり「表示」を見ると…
「透過性ロゴの設定」が追加されているのが確認できます。「フィルタの順序」画面でも追加されています。
これでようやく使用可能になりました。
原因については未だ不明です。当時Win10 AUにした上、さらにPCがBIOS画面から変わらなくなってしまったため、何度も初期化せざるを得なくなりました。バックアップも取ることもできず、泣く泣く諦めたファイルがたくさんあります。
現在もブラウザを使うにしてもAviUtl もちょっとしたソフトを使うだけで青いグルグルマークが出まくりで不安定です。バックアップが欠かせません。
もしダメなら初期化すればいい、という気持ちで使っています。
本当はマシンの販売会社に修理を出せたら良かったのですが…それは別の話。
なお、「透過性ロゴ」で何をしたかったかというと海外ドラマのタイトルロゴを作りたかったのでした。
miroir でアイキャッチ画像に使用している画像ですね。
ロゴ消去前
ロゴ消去後
長々となりましたが、もしこういう状態になったらというお話でした。
ちなみに、最近AviUtl を使うと不安定でウィンドウなどがバグります。これもやっぱりPCのせいなんでしょうかね…
追記(2017/07/24)
Creative Update適用後、AviUtl の不安定さが気になっています。
透過性ロゴの消去を使用する際、動画をロゴ表示前から必要部分(海外ドラマのオープニング部分)に短くしています。
なお、動画の編集(短くする)に使用しているのはAvidemux です。
長ければその分ロゴ効果が正確に取れるかもしれませんが、自分の環境ではAviUtl で30分の動画を編集しようとすると強制終了になります。さらに強制終了を終了することすらできなくなります。
この記事を書いた後、一度全削除しAviUtl 本体や最低限プラグインを新規構築したところ「ロゴデータファイルとロゴデータパックファイルを作る」を行わなくても透過性ロゴプラグインが使えるようになりました。
正直、古いアプリケーションソフトであることを認識した上で、イチからAviUtl を新規構築したほうが良いことがあるかもしれません。
面倒ではありますが。
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